人間関係 悩み苦しみそして悦び

過去の苦しみから解放される法

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人生と調和ある関係に入る道

 あなたが過去の苦痛の記憶を潜在意識に留め続けるならば、あなたは文字通り過去の重荷を背負って打ち挫かれることになり、そしてこの過重のストレスはあなたの自由で豊かな人生や人間関係を妨げることになります。
あなたは自分自身を過去の縛りの中に生きるままに放置すれば、これは大なる人生の浪費となります。あなたは速やかに過去の重荷から解放され、新しい人生や新しい人間関係に興味を持つようにしなければなりません。


そして何らかの価値ある活動に積極的に関与し始めるのです。
あなたの感情、想念、行動を統率して自分の望むべき生き方へ向かって進むべきです。あなたの望む人生や人間関係を構築するためには、あなたは好ましくない生活習慣を変えなければなりません。あなたは自分の読書内容や、衣服の趣味、日課などを変化すべきです。
そして素晴らしい未来を信じて、過去ではなく、"今"を生きていかなければなりません。 心の抑圧という殻を打ち破って、自分を大きくし、人生と調和ある関係に入り始めるべきです。

−R・E・デーヴィス



 

 簡単な心の技法を実修することによって、過去の体験からくる苦しい抑圧の感情を放出させることができます。
また、過去の体験はあなただけの体験であり、あなたの試練でもあります。これを乗り越えることがあなたを一層高め、あなた独自の個性と輝きを人間関係や人生に表現することになるでしょう。



実は、人の心に刻みこまれた体験や印象は事実そのものではありません。事実にもとずいて受け止めている自分の思いを記憶していると言ったほうが正確かも知れません。
ここに心を解放する鍵があります。つまり記憶の修正です。
心の記憶を抹消することなく、心の傷を軽くする方法を紹介します。


これはアメリカの哲学者 R・E・デーヴィスの瞑想法の一つで、私が試みて効果のあった方法です。
まず第一に、自分が逃れたいと思っている過去の苦痛に意識して直面します。
ここで大切なことは、自分のような人間は苦しみを受けて当然なんだと苦しみを正当化しないことです。私の知っている人で病的な苦痛を自分に科せられた重荷として受け止めている方がいます。 こうした心の根底には「自分のような悪い人間には」という自己否定があり、救われようとする思いと反対の力が作用します。


静かな場所に行き、思う存分心身の緊張をときほぐし、呼吸を深くして気分を和らげ精神を統一します。そして心の中で自分が経験した精神的衝撃や、人に拒絶されたり、束縛されたりした時の 経験をまじまじと心の眼に思い起こします。そしてそのような辛い体験をした時の苦痛を実感します。その苦しみから逃れようとしてはいけません。


基礎練習 1

呼吸を1分〜2分間、呼吸そのものに意識を集中して続けます。

吸う時間の倍くらいの時間をかけてゆっくりとはきます。

※ 複式呼吸でも胸式呼吸でもやりやすい方で行ってください。
※ 瞑想でも自律訓練法でも呼吸が極めて重要な役割を果たしています。
基礎練習 2

目を閉じ、楽に手をまっすぐに前に伸ばし、1分間、手に意識を集中します。

手のひらに温かい感じがしたら、温かみに集中し、腕に重みを感じたら重みに集中します。

※ 手のひらは下向きの方が楽です。

記 憶 修 正 の 技 法

準 備

 一人静かに居られる場所で行います。
 慣れるまでは数分で終わり、何度か繰り返す。
 食後はさける。あまり集中できません。

第一段階ウデガオモイ (腕が重い)

姿勢    腰かけ姿勢 (ゆったりと楽に椅子に座る)手は膝の上に軽く置く。
準備    呼吸に意識を集中(数回)、体全体の力を抜き全身をリラックスさせる。
開始    右ウデガオモイ・・・・右ウデガオモイ・・・・左ウデガオモイ・・・・と心の中で繰り返す。
終 り    そっと目をあけ、大きく伸びをし深呼吸をする。
(チカラガヨミガエル)と心で繰り返す。
 雑念は出るにまかせます。
 手のひらは上向きでも下向きでもかまいません。
 『ああ腕が重いなあ、それに気持が楽になった』と実感出来たら第一段階は終了です。
 どの段階でも、終りの動作は極めて大切です。省略すると目まい、吐き気がします。

第二段階ウデガアタタカイ (腕が温かい)

第一段階から始めて、『腕が重い』感じがしてきたら、そのまま次ぎへ進みます。

開始    右ウデガアタタカイ・・・・右ウデガアタタカイ・・・・左ウデガアタタカイ・・・・
と心の中で繰り返す。
終 り    そっと目をあけ、大きく伸びをし深呼吸をする。
(チカラガヨミガエル)と心で繰り返す。
 手のひらに温かさを感じだします。
 『なんて気持がいいんだろう』といった解放感が実感出来たら第二段階は終了です。
 ここまでは自律訓練法です。
 第一段階・第二段階が充分体感できていなくても、かまわず進んでください。

第三段階記 憶 修 正

第二段階から次ぎへ進みます。
実修1か実修2のどちらかで体験して下さい。実修2の方が容易かもしれません。

開始
■ まず第一に、あなたは自分が逃れたいと欲している過去の苦痛に意識して直面する心がまえをします。
■ そして心の中であなたが経験した精神的衝撃や、あなたが人に拒絶されたり、人の不正な行為を見たときの経験をまじまじと心の眼に想い起こします。そしてそのような辛い体験をした時の苦痛を実感します。決してその苦しみから逃れようとしてはなりません。


実修 1
実際に過去に於て事物が起った通りにではなく、あなたが欲した通りに事物が既に展開する場面を、全感情を働かせて心の中で再演します。


このようにすれば、あなたは過去そのものを変化させるのではなく、過去の記憶に結びつく心の傷のレコードを消去することになります。


このようにして数回にわたり、過去の出来事を理想的な姿で心の中で実感をもって再演すれば、半意識的状態から覚めて、新たに自分の過去を振り返ってみると、以前にまつわりついていたような感情の反応がなくなっているのに気がつきます。
こうしてあなたは心の解放を得ます。


実修 2
心の衝撃の苦しい記憶を全て思い出してそれに直面するところまで心の準備ができたら、ひたすら心の傷を正視しながら、ゆっくりと深呼吸します。


深く深く・・・数回・・・呼吸する・・・その間、過去の記憶を心に再現してその苦痛を実感します。


こうすれば感情の抑圧が記憶の座から放出されるので、あなたは過去の出来事を正視する場合、単にそれを体験として心に記憶し、うっせきした感情を心より放ち去ることができます。


終り    そっと目をあけ、大きく伸びをし深呼吸をする。
半意識的状態からいきなり立ち上がると、目まいや吐き気がして不快感におそわれます。万が一そうなったら、再び半意識的状態に入り、覚醒をやり直します。


上の写真は【自然悠悠】【海の素材屋】さんからお借りしました。

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