人間関係 悩み苦しみそして悦び

人間関係全般
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16. もつれを解くテクニック
日常生活の目では、自分と他人はそれぞれ別の存在で、何のつながりもないように見えますから、心で人を勝手に裁いたり、嫌ったり、あるいは不幸を望んだりします。
そうした思いを抱くことが、どれだけ二人の間に影響しているかは目には見えないからかまわず思い続けます。 二人が直接体面している時だけ取り繕っておけば差し障りはないだろうと思っているのが大半の人の考え方ではないでしょうか。
実はこの常日頃思っている相手の人への感情が、二人の人間関係を決定づけています。目には見えないのですが、心は通じているのです。


こう考えますと、自分の思い、感情が変われば相手との人間関係も変わってくるわけです。出会っている時だけの小手先の対応では、なかなか人間関係を根本から変えることは出来ません。
特に嫌な相手ですと、一日のうち相手のことが自分の頭に浮かんでくる頻度も多くなります。その都度、 「嫌な奴」と感情を働かせますから、二人の間はさらに悪化し、悪循環におちいります。


そこで人間関係を変えていく大切な時は、相手のことが頭をよぎった時だということがわかります。その時に自分の感情を働かせ続ける前に、すかさず言葉の力を用いて自己コントロールをするのです。
自己コントロールの言葉です。


「私は彼(彼女)を赦します。私は彼(彼女)のなかに良い点も十分にあることを知っています。私はいま愛と寛容の心を働かせ、彼(彼女)を赦し、私の心より放します。」


と、相手のことを思い出すたびに唱えるのです。こうすることでイヤな感情を 働かせないで気持を切り替えていくのです。
これが人間関係のもつれを解くテクニックです。

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17. 心の中の勝ち負けを捨てる
人間関係をギクシャクさせる根底には、勝ち負けへのこだわりがあります。
誰しもプライドを持っていて、「あの人(あいつ)だけには負けられない」とか「私(俺)の方から折れるわけにはいかない」といった心を起させます。
人との調和や自分の利益と引き換えても負けることが出来なくなったりします。この勝ち負けの心をあっさり捨てると、ずいぶんと人間関係が楽になります。自分の心の中のこだわりや引っかかりがなくなり、相手を許せるし、あまり意識することがなくなるからです。


苦しみやつらさは心がそのことに引っかかり、しょっちゅう意識に上って来るから起こります。どうすれば勝ち負けにこだわる心を捨てることができるのでしょうか。
これには自分の意識を拡大していくことが必要です。起こっているいざこざやもつれの現われの奥にある意義をジッと思考してみるのです。
人の意識は幾層階にも分かれています。いま受け止めている思いや理解が全てではありません。いまあなたが受け止めている思いや理解は、いまのあなたの意識のレベルでの受け止めに過ぎないのです。


人生を振り返ってみますと、自分にとって嫌な人間関係によって得ていたものが大きいということは、 しばしば体験することなのです。つらく嫌な体験を経て、自分が何かを学び、つかみとっていく方が、自分にとって楽な人間関係で得ることよりも確かに多いのです。
それはつらく苦しく嫌な出来事は、一方的に相手から起されたように見える時さえ、自分の中の同種の思いが根底にあり、そうした出来事を引き寄せていますから、 自分の間違いや不完全を正していく作用を伴っているからです。


現われた出来事の奥にある自分の心の姿と、「原因・結果のしくみ」を観ることで、自分が一段階成長していきます。人との勝ち負けを超えて、生かし合いのしくみがあり、感謝に値する意義があるのです。

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18. 友人関係の悩み 1
人間関係の悩みの中で、友人関係の悩みが結構多いようです。友人関係の悩みは人間関係共通の問題を含んでいるように思えます。
友人という人間関係の悩みの一つに、「なぜか知らないけど嫌われてしまった」という悩みがあります。「自分には思い当たる節はないのに、なぜか○○さんは私を避けている」という問題です。いろいろな原因が考えられますが、二つにしぼって考えてみます。


一つは、自分の言動に人から嫌われる要素を持っている場合があります。優越感をちらつかせる言葉や態度、人を見下す心、自分のことばかり話すこと、人の悪口が多い、暗い話題が多いなどですと、友達も始めのうちはさして気にならなくても、次第にうんざりしてくるようになります。特に優越感の人や見下しの人は、自分を優れていると思っていますから、そうした自分のマイナス面には気がついていないものです。
もしこうした自分の側の問題で友達が離れるようでしたら、心機一転自分を変えるチャンスでもあるわけです。「変えたがいいわよ」という友人からのサインと思い、その友人を憎む、嫌う、悪口を言うという態度は厳に慎むべきです。


二つ目は、「友人はこの人でなければ」という強い思いが原因になる場合があります。人はそれぞれ大勢の中で暮らしています。あなたのためだけに友人はいるのじゃありません。 その人はその人として自分らしく生きています。
友人だからと専有するような気持でつきあいますと、その人はなんとなく自由を束縛されたようで、窮屈な感じを持つこともあります。これは心で縛る行為だからです。人は束縛をもっとも嫌います。束縛されているという自覚はなくともなんとなく逃げ出したくなるのです。
これは友人への執着心の働きなのです。「仲良くしたい」ということと「相手を自分の専有にする」 ということは違います。


この二つの要因は人間関係全体に通じる悩みの基でもあります。親子の間でも夫婦の間でも言える大切な問題点です。

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19. 友人関係の悩み 2
人間関係はお互いに学び合う関係でもあります。ある人と出会い、友人関係になるのは必然の出会いとも言えます。それは、人の関係は「類は類をもって集まる」という法則にのっとって出会い、その関係の中で、お互いに影響し合う定めの人同士だからです。今の自分にもっともふさわしい人と出会いを果たしています。


人との出会いによって、自分の心のなかの精神世界が現実の生活に姿を現してきます。その心の世界を表現するのにもっともふさわしい人と出会っていると考えられます。「あの人に出会ったばかりに、辛い目にあった」というのが常識的に思われていますが、実のところは辛い思いに導かれるようにその人との出会いが起きたと考えるのが正しいのです。


人間関係はお互いに影響し合い、学び合う関係になっていますから、友人関係からその必要性が消えたら、類似性ではなくなりますので自然に離れていきます。友人が自分から去っていくのは淋しいもので、「なぜあの人は私から離れて行ったんだろう」と悩みますが、人と人の出会いと別れにはこうした法則も働いているのです。その友人との人間関係は卒業したと解釈できます。
そしてより深い類似性を持った人が親友となり、類似性が深い分長く続きます。


去る友達もあれば、いままであまり関心の無かった人と友達になる場合もあります。それは心の成長や経験によって、今その人が新鮮に見えるようになったからです。ここにも人間関係の法則性が作用しています。
まことにも人間関係における悩みや悦び、苦悩は私たちの人生を彩り、ひとつひとつ自分を高める働きをしてくれています。ただし、その働きを自分の心で認めるか否かが人生の要なのです。 人生の結果は、すべて自分の心のありかたにゆだねられています。

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20. 人間関係を円満にするカギ

原因を自分に帰してみる

私たちの特徴は、何か事が起こったときには自分は間違っていないという思いをまず起します。人にもよりましょうが、交通事故などのトラブルでも最初に頭をよぎるのは相手が悪いと思う人が比較的に多いのではないでしょうか。交通事故のように原因が分りやすいトラブルですと「私の方が悪かったのか」と自分の非を認めるのは簡単ですが、 人間関係となるとなかなかそうはいきません。


人間関係のトラブルは複雑な現われ方をしますし、前々からの感情的なしこりなど時間的経過を伴ったりしていますから原因が見えにくいのです。はっきり原因がわらない分「自分は間違っていない。あの人が悪い」と決めてかかりやすいのです。お互いがそう思っていたら二人の間は悪くなる一方です。
ここに人間関係を円満にするカギがあります。


「あの人が私にあんな態度をとるのは、私に何か問題があったのかもしれない」と考えてみることが大切です。
昔、黒住教の開祖黒住宗忠という人が言った言葉があります。「立ち向かう人の心は鏡なり おのが姿をうつしたやみん」と言って、対峙する人の自分に向けられた心は、自分の心の中にある思いや姿を鏡のように現していますよと教えています。
自分の心のあり方を深く内省することの出来る人が、優れた人であり、人格の向上を果たす人と言えるでしょう。

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21. 友達ができない
人間関係の悩みの中に友達が出来ない、友人の輪の中に入っていけないという悩みがあります。
こうした悩みを抱える本質的な原因は、一つには自分の自信のなさからくる弱さと、もう一つは明るさが足りないの二つが大きな原因と言えます。生まれつきの人間性というよりは、幼い時からの育った環境により創られた性格的な影響が出ている人です。
こうした人は何かのはずみで自信をつければ、変われます。


私の経験から人前で話しが出来るようになると大きな自信がつきます。自信は強さをもたらします。 そして変わります。私たちの話し方教室へ来ている方で、人前で話せるようになったことで、人づき合いまで変化するようになった人はたくさんいらっしゃいます。


暗いと人を近づけません。人は楽しいこと、明るいこと、素敵なことを求めています。何もいつも「ワッハッハ」と笑うことが必要ではありませんが、表情を明るくすることが大切です。
ある若い女性ですが、自分は顔つきがきついので中学生のとき口の角を上げるように努めたと話されたのですが、今では そんな悩みを持っていたとは感じさせない素敵な女性です。私も若い頃はいつも母から「おまえは苦虫をかみつぶしたような顔をしている」とよく言われたものです。表情など笑いの練習で変わります。


友人の出来ない人にとって大切な生き方があります。人は例え自信がなく、暗い人でも評価できる人にはそっと応援します。人は善き人に感銘するものなのです。みんなが嫌がる仕事、ちょっとした心遣い、思いやりなど人のためになることを率先して行うことで 人から評価されます。人のためにと思う心が本物ならば、人はあなたを支えます。

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24 好かれる人になるには

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A 簡単な言葉の繰り返しで問題を解決

B 嫉妬の感情は幸福の否定

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上の写真は【海の素材屋】さんからお借りしました。

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